はじめまして!

利根運河シアターナイト実行委員会です。

本実行委員会は、東京理科大学野田キャンパスのに通う学生が中心となって「建築的視点による利根運河やその周辺の活用の提案」と「建築学科内に留まらず他学部や地域と繋がりを生む」ことを目的に活動しています。

「シアター」を映画館ではなく劇場と捉え、「利根運河を一夜限りの劇場に」というテーマで2012年より本イベントを開催しています。

例年秋頃にはその代の集大成となる「利根運河シアターナイト」を開催します。


2023利根運河シアターナイト


活動の背景

私たちの学び舎である東京理科大学野田キャンパスは、利根運河のほとりに建っています。毎日1,000人を超えるたくさんの学生が通い、利根運河周辺を生活の場としていますが、多くの学生にとっては一時的なものに過ぎず、自分の生活する利根運河周辺地域について知る機会は少なくなっています。また、学生がそこで生活する地域住民と関わりあう機会も少なく、ほぼ学園祭(理大祭)のみしかないような中で、学生が自ら地域に飛び出し、関わりあう機会を作りたい。

一方で、私たちが活動の舞台とする利根運河は、日本初の西洋式運河として「選奨土木遺産」や「近代化産業遺産」に登録されています。そんな歴史や豊かな自然環境を持つ利根運河を共有の場として活動していく中で、その魅力の発信につなげたい。

私たちはそんな想いで活動しています。

朝靄がかかる利根運河 眺望の丘付近


利根運河とは?

利根運河とは、千葉県の流山市・柏市・野田市の3市に接し、利根川と江戸川を結ぶ全長8.5kmの運河です。

江戸末期、北海道や東北の生産物を大量に早く江戸へと届けるため、利根川と江戸川を使った舟運航路が利用されました。しかし利根川と江戸川が分かれる部分である江戸川流頭部(現・野田市関宿地区)には、利根川の洪水時に江戸川への流入量を制限する棒出しが設置されており、水面幅が狭く航行最大の難所でした。

利根運河は、その難所を避けるため、江戸川~利根川間を結ぶバイパスの水運ルートとして、明治23年(1890)に完成しました。運河の完成により、流頭部を通る航路よりも、距離にして約40キロ、時間にして3日から1日に短縮できるようになり、時間・費用が大きく軽減したことで、多くの船が運河を往来しました。鉄道の進出により舟運が衰退し、航路としての役目を終える昭和16年(1941)までの約50年間で、利根運河には約100万隻、年平均2万隻もの船が利用し栄えました。

本来の地形を最大限に活用して開削され、今もなお、建設当初の運河の形態や自然があります。現在は、利根運河水辺公園をはじめとし、人々の憩いの場として親しまれています。

出典:https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00227.html

参考:https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00184.html

中央に見えるのが利根運河(左が江戸川、右が利根川)


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